同生同名御書 p1115

  人の身には同生同名と申す二のつかいを天生るる時よりつけさせ給いて影の身に

・したがふがごとく須臾も・はなれず、大罪・小罪・大功徳・小功徳すこしも・

おとさず・かはる・かはる天にのぼて申し候と仏説き給う、

 

    文永九年四月 五十一歳御作            日 蓮 花 押

  人の身には同生と同名という二人の使いを、天はその人が生まれた時から、

 

つけておられる。この二人の使いは影が身に随うように、寸時も離れず、この人の大

 

罪・小罪・大功徳・小功徳を少しもおとさず、かわるがわる、天に昇って報告している

 

と仏は説いておられる、

 

 

皆様の行為・行動はその本意、虚偽、作為から欺瞞まで、すべてDNEに記載されます

 

の、それは次期・貴方と申します新生命のための身体の設計図となりますの、

 

 

 

「人間とは遺伝子(DNA)の乗り物ですの」、この貴方の身体は遺伝子の

 

臨時の乗り物であって、貴方自身の経験と対処の記録を、貴方自身の

 

遺伝子に書き込むために生存いたしますの、この記録によって次の

 

物質としての、貴方への裁定が行われますの、

 

十如是の相(如是相)と報(如是報)

 

が貴方の「法」基準となっていること、そして次の進むべき物質・貴方の

 

次の身体となること、釈迦がこのことを覚醒しましたのは、人間の

 

救済を同時に悟りつくしたからですの、

 

「人間は救済されるのだ」

 

如是相とは貴方の「姿・振る舞い」を申します、人あるいは、物質に

 

対する貴方個人のものの見方・考え方、が貴方の潜在的な部分から成り

 

立っていることに気づきますの、つまり貴方個人の誹謗正法(謗法)

 

から起因していることに気づきます、誹謗正法とは、他人を誹謗する

 

ことですの、外見は違う人間でも貴方と同じ生命を持つのです、その

 

人間の生命を誹謗いたしますことを誹謗正法と申しますの、十如是と

 

は「したことはされる」と申しますの、ですから貴方の致した通りの

 

行為が宿業となって貴方の未来世に現れるのです、

 

行動の原点ですの、それがどんなエゴから成り立っているのか、

 

その行動で判断できますの、釈迦はそのエゴを見抜き克服を

 

奨励いたします、その方法が法華経に隠された教え、釈迦仏法と

 

申しますの、法華経翻訳者の鳩摩羅什はその意味を知りました、

 

十如是の真意は釈迦仏法の真意と

 

考えましたでなければ人間は救済されませんの、犯した罪を背負い、

 

例え人間に生まれても得体のしれない苦しみに泣かなければなりません、

 

ですから方便品に書き込みました、その原因が生命の仕組み「十如是」

 

で明らかになりました、全宇宙を統括する法則が南無妙法蓮華経

 

と申します。法則が明らかになりました、ならばその法則に渾身の

 

力で願うしかございませんの

 

渾身の力「一念」ですの

 

三大秘法「本尊・題目・戒壇」ですの

 

私は大変宿業がございましてあとからあとから、本当に不思議なことが起こりますの、

 

そのつど私にとっての新発見がございました、(ですから武田先生の提言が

 

真実でありますことが、よくわかりますの、これは余計なことでしたね。)

 

皆様、それぞれに、大変な宿業がございますの、

 

「転受軽受」・重きを転じて軽く受く、仏教の意味がここにありますの。

 

 

 

 

   三仏の未来に法華経を弘めて未一切の仏子にあたえんと・おぼしめす御心の

 

中をすいするに父母の一子の大苦に値うを見るよりも強盛にこそ・みへたる

 

       文永九年二月    開目抄 下      日 蓮

 

 釈迦・多宝・十方分身諸仏の三仏が未来に法華経を弘めて、未来の仏子に

 

与えようと思われたお心の中を推し量ると、父母がただ一人の子どもが大苦に

 

あっているのを見るよりも、更に強盛に心配されているように思われる。
                                                                               

 皆様いかがでしょうか、お釈迦様・マホメット・キリスト同様、皆様の脳みそ

 

が作り出した、現行の知識を、エゴの知識として確定いたしました努力家の武田邦彦

 

先生の努力を称賛いたしますの、何のための、努力でしょうか、何のために真理を極め

 

るのでしょうか、それはただ一人の大苦をも

 

見捨てないとする仏の意思ですの、目前の貴方を救うとしておりますの・解りますか、

 

本当に気の毒な皆様がたですの、

「どういたしましたらいいのでしょうか」とお聞きになられるべきですの

 

 現実をよくお知りになるべきですの、絶望感が込み上げてくるばかりですの、

 

解決策はございますか「立法・行政・司法」三権分立も、いつの間にか

 

消えておりますの、この専門家の失態は「法」・「仏法」が必ず裁きますの。

 

どうゆう時代になりますやら、見ものですの

 

本当にお解りではありません皆様方ですの

 

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