諸経と法華経と難易の事

  問うて云く此の義を知って何の詮か有る答えて云く生死の長夜を照す大燈・元品の

 

無明を切る利剣は此の法門に過ぎざるか随他意とは真言宗華厳宗等は随他意の易信易

 

解なり仏九界の衆生の意楽に随つて説く所の経経を随他意という譬えば賢父が愚子に随

 

うが如し、仏・仏界に随つて説く所の経を随自意という、譬へば聖父が愚子を随えたる

 

が如きなり、日蓮此の義に付て大日経華厳経・涅槃経を勘え見候に皆随他意の経経な

 

り。問うて云く其の随他意の証拠如何、答えて云く

 

勝鬘経に云く「非法を聞くこと無き衆生には人天の善根を以て之を成熟す声聞を求むる

 

者には声聞乗を授け縁覚を求むる者には縁覚乗を授け大乗を求むる者には授くるに大乗

 

を以てす」と云云、易信易解の心是なり、華厳・大日・般若・涅槃等又是くの如し・・

 

 此の明鏡を以て一切経を見聞するに大日の三部・浄土の三部等隠れ無し、而るを・い

 

かにいやしけん弘法・慈覚・智証の御義を本としける程に此の義すでに穏没して日本四

 

百余年なり、珠をもって石にかへ栴檀を凡木にうれり、仏法やうやく

 

顛倒しければ世間も又濁乱せり、仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影なな

 

めなり、幸いなるは我が一門仏意に随つて自然に薩般若海に琉入す、世間の学者の若き

 

は随他意を信じて苦海に沈まんことなり、委細の旨又又申す可く候、恐恐

 

       五月廿六日    富木殿御返事         日 蓮  花 押

 


 問うて言う。この法義を知ってどういう益があるか。答えて言う。生死の長夜を照ら

 

す大燈明、衆生の元品の無明を断破する利剣はこの法門をおいて他にはない。随他意と

 

真言宗華厳宗等の教えは随他意の易信易解である。

 

仏が仏界に随って説いた経を随自意という。譬えば、聖父が愚子を随わせているような

 

ものである。いま日蓮が、この随自意・随他意の義の上から大日経華厳経・涅槃経等

 

を勘えてみるに、みな随他意の経々である。・・・問うて言う。それらの諸経が随他意

 

の経であるという証拠はどうか。勝鬘経

 


「因果の是非の道理も聞き分けず、非法のみを行ずる衆生には、人間や天上に生まれる

 

善根を説き、声聞を求める者には声聞の法を説き、縁覚を求める者には縁覚の法を説

 

き、菩薩を求める者には菩薩の法で教え導く」とある。これは衆生の機根に応じて法を

 

説く随他意の法門であるから易信易解である。華厳経大日経般若経・涅槃経等もま

 

た同じである。この法華経の明鏡をもって一切経を見聞してみるに、大日経真言三部

 

経、浄土の三部経などは皆(五乗各説の)随他意の法門であることが明瞭である。それ

 

なのに、どうしたわけか弘法、慈覚、智証の義を根本にしてしまったから、日本では法

 

華経最勝の義が隠れてしまい、すでに四百余年が経った。これはちょうど、珠を石に

 

替え、栴檀の香木を凡木に替えたようなものである。仏法がこのように次第次第に顛倒

 

 

したので、世間もまた濁り乱れてしまった。仏法は本体であり世間法はその影のような

 

ものである。体が曲がれば影は斜めになる。幸いに我が一門は仏の御本意に随って自然

 

に涅槃の海に入ることができるが、世間の学者達は随他意の経を信じているから苦海に

 

沈むことになる。くわしくは、またまた申すことにする。恐恐

 


(参考)随自意 衆生の機根にかかわらず、仏が自らの悟りをそのまま説き示す真実の教え
    随他意 真実の法門に誘引するため・人々の機根にそって誘引するための教え

 

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経済とは

 

『世を経(おさ)め、民を済(すく)う』と訓読みされます。

 

【経】は「たていと」を原義(もともとの意味)として16種類の意味を持っています。

 

その中に「おさめる、統治する」という意味がありまして、世を経(おさ)める、と言

 

うことで【経世】です。民を救済する、と言う意味で【済民】です。ところが現在で

 

は、英語の「エコノミー」の訳語として


【経済】が用いられ、国民をすくう、などと言う意味はこれっぽっちもありません。

 

 

 


 彼女が子供を抱えて自分を出せる環境を作るのが総理大臣のお仕事ではありません

 

 

か、どこを見回しても、これを分かる政治家がおりませんの

 


慢心の貴方方は、自立が目覚めました自由人の迫力が見えませんの、世の中はこのよう

 

な人、一人一人が、支えているのです、貴方方ではございませんの、その環境を準備す

 

る公僕の長が、まったく経済をお知りになりませんの、口先のまやかしを、

 


隣国の脅威に変えるのは得意ですの、よくお考えになることですの、軍備よりも、民衆

 

の「衣・食・住」を整えなければなりませんの、世界中に、軍備(人を殺す)が勝って

 

名を挙げた指導者がおいでになりますか、皆様お解りですの、


独裁者と申しますの、他人の物(領土)が気になって仕方がありませんの、


エゴの極致ですの、そのエゴを仏道修行によって、克服することがこの世のお仕事です

 

のに、そのための法華経ですのに、


そのための日蓮大聖人の三大秘法ですのに、
 


 十如是がお解りになりません、皆様は誹謗正法なれども仏法にご縁がありますの、


ならばお釈迦さまの真実をお知りになる、仏道修行を致すことですの、人を大切にする

 

重要な基本が見えませんの、致したことはされる十如是の真理を何が克服へと導いてく

 

れるのでしょうか、これが日蓮大聖人の三大秘法ですの、どうでしょうか、どう思いに

 

 

なりますか、皆様

 
 日蓮大聖人の、三大秘法とは何であるとお思いでしょうか、皆様、

 

  本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇


思い違いの皆様2でお話いたしました

 

女性が一人、自立を願いましてもこの有様ですの、たった二間の住宅一つ借用いたしま

 

すにも、親子は絶句いたしますの一人の婦人の自立心よりも、身内を食い物にする弱い

 

者いじめの現行の風潮が明らかですの住宅旋廻業者が経済改革と顛倒いたします、魂胆

 

がが見え隠れいたしますの、 全く後悔のない皆様の「誹謗正法」がこの国の最大悪で

 

すの、皆様の誹謗正法が皆様を「真綿で首を絞めている」とは思いませんでしょうか


誹謗正法とは人を憎む行為ですの、彼女のような小事的事柄が、実は人の自立心をそぎ

 

落していますの、彼女は、独り立ちを、選びました、その助けをいたすのが、「公僕」

 

行政の仕事ですの民の足を引っ張る行為を見逃せませんの。

 


       王は民を親とし民は食を天とす
      
       上野殿御返事       日 蓮 花 押

 


 大国の王は民ををやとし・民は食を天とすとかかれたり、食には三の徳あり、一には

 

命をつぎ・二にはいろをまし・三には力をそう、人に物をほどこせば我が身のたすけ

 

となる、譬へば人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし、

 

悪をつくるものを・やしなへば命をますゆえに気ながし、色をますゆえに眼にひかりあ

 

り、力をますゆえに・あしはやく・てきく、かるがゆへに食をあたへたる人・かへり

 

て・いろもなく気もゆわく・力もなきほうをうるなり。

 

 

       食物三徳御書  P1598         日 蓮 在 御 判

 


 大国の王は民を親のように思って大切にし、国の民は食物を天の如く尊重する、と書

 

かれている、食物には三の徳がある。一には生命を継ぎ、二には色を増し、三には力を

 

強くする徳である。人に物を施せば、それが還って我が身を助けることになる。例えば

 

人のために灯ををともしてやればその人の前を明るくすると同時に自分の前も明るくな

 

るようなものである。もし悪を為すものに物を施すならばその悪人は生命力を増すゆえ

 

に悪の生気が長くなり、色を増すゆえに目に悪の光が宿り、悪の力が強くなるために足

 

も早く、手がよくきくようになる。そのために食を施した人はかえって色を失い、生気

 

も弱くなり、力もなくなるという報い<をうけるのである。

 

 

 

 日蓮大聖人の、三大秘法とは何であるとお思いでしょうか、皆様、

 

   本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇

 

 本門の本尊とは皆様の心の依存の対象物・本門の題目とは活力の本、食物・

 

本門の戒壇とはこの方の居住する場所と、考えればよろしいかと思いますの


 衣・食・住

 

 衣服を整え「住居」戒壇と申します、ここに御安置の本尊に「食」と申します(題

 

目・南無妙法蓮華経)を唱え、生命力・活力を湧きあがらせますの、


修行の根幹はこの三つが基準ですの、これが仏道修行と申します


上の御書は「本門の題目」を顕しました、ご教義です、


支え、それが今の彼女にとって一番必要ですの、居住する場所が決まることがその第一

 

歩ですの、皆様は爾全・法華経の爾の前の行者ですの、ですからまず三大秘法をお受け

 

にならなければ、


今の境涯は変わりませんの、

 

 

 皆様と皆様を導く指導者は、

「いまだ随他意の経を信じるならば、苦海に沈むことになる」

 

そう日蓮大聖人が申しますの
 

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